読んだ。
2010年の本だけど、今でも基本的なところは変わらず有用な本のように思った。
はてなの中の人によって書かれており、はてなという規模の大きいサービスならではの実際にぶつかった技術的課題やそれをどう解決したか等を知ることが出来る本となっており、単純に読み物としても面白かった。
負荷が高い場合はまずどう調べていくか、そしてCPU負荷が高いのかI/O負荷が高いのか、それらを切り分けたあとのスケーリング戦略についてや、計算量・データ量削減のためのアルゴリズムや圧縮技術の実践課題、など様々な内容が盛り込まれている。
やはりコンピュータサイエンスの基礎が大事というのがこの本を読んでもわかる。
クラウドよりまだオンプレかなという論調とかSSDが流行りたて?っぽいのはだいぶ前の本ならではかも。
面白くてすらすら読んでいけるので、興味がある人は昔の本と敬遠せずに読んでみると良いです。