PJTで生成AIのコーディングアシスタントを導入するため、候補がGitHub CopilotとGemini Code Assistになったので、また久しぶりに両者をたくさん触って比較していた。
5,6月あたりにGeminiを試していたときはてんでダメな感じだったので最初はまぁCopilotやろなぁってスタンスだったが、Geminiを久しぶりに試すとかなり感触が変わっていた(7,8月)。
あれ?なんかあった?と思ってリリースノートを見てみたが性能改善的な話は無い。
が、明らかに性能が上がっている。
というわけで色々また比較検証した結果Geminiのほうをとりあえず今のPJTでは使ってみることになった。
ざっくり一言で両者の感触を言うと以下のような感じ↓
Gemini:100点の回答・サジェストをちょくちょく出せるが、出す内容の良さの安定度はCopilotのほうがうえな感覚で、使い勝手もCopilotよりは一部劣る部分がある
Copilot:80点くらいの回答・サジェストを安定して出すことができ、Geminiより使い勝手も良い。
使い勝手っていうのはGeminiでは今のところ会話のスレッドを一つしか持てないとかそういう話。
けど正直両者の総合評価はわりと自分のなかで拮抗していてどっちでも良いかもみたいな感想になった。
うちのPJTではあまりGitHubに依存していないし(Bitbucketが主)アカウントを持っていないチームもあるが、Googleの製品は全社でたくさん使っていてアカウント管理が楽なので、それならGeminiでいっか、という感じでとりあえずGeminiでいくことになった。(料金もほぼ変わらんし)
ちなみに自分自身の話でいうとプライベートでは今もCursorを気に入って使っている。
CursorはVSCodeのForkだが、 今のPJTではVSCode以外の人も結構多いし候補からは外れてしまった。
おまけ
以前ボロクソ評価だった、Gemini Code AssistのVSCodeのExtensionのレビューをまた見に行ってみたら、最近は良い評価がだいぶ増えているようだった。全然ダメって言っている人もまだいるようだが、まぁそういうレビューはCopilotのほうにもあるので…
Gemini Code Assist + Google Cloud Code - Visual Studio Marketplace